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塩と健康
<体内での働き>
塩は体内においてナトリウムイオン(Na+)と塩素イオン(Cl-)の状態で存在し、ナトリウムイオンは、1.浸透圧の調整、2.栄養素の吸収、3.酸・塩基平衡、4.神経の刺激伝達などの働きをし、塩素イオンは、胃酸のもとになって消化を助けるなど、生命維持に不可欠な様々な働きをしています。
細胞を保つために
私たちの体は60兆個もの細胞から成り立っています。 1つ1つの細胞は細胞外液と言うNaClを主成分とする液の中に浮かんでいます。 細胞が縮み過ぎたり、膨らみ過ぎて、壊れないように、細胞外液のナトリウムの量が変化して、細胞の壁を隔てて細胞内液と濃度的に一定のバランス(浸透圧の調整)を取り合っています。 このバランスが崩れると、脱水症状(血圧の低下、立ちくらみ)を起こしたり、浮腫(むくみ)の症状が出てきます。
消化と吸収
人体は少しアルカリ性(pH7.4前後)に保たれています。 体内では代謝により多くの酸性物質が生成されますが、ナトリウムの緩衝作用(変化を和らげる)のお陰で、体液は酸性にならないで弱アルカリ性に保たれています。 しかし血液中のNaが不足するとpHが低下し、食欲減退、倦怠感、精神不安定、眠気などの症状を呈します。
体が酸性にならないように
人体は少しアルカリ性(pH7.4前後)に保たれています。 体内では代謝により多くの酸性物質が生成されますが、ナトリウムの緩衝作用(変化を和らげる)のお陰で、体液は酸性にならないで弱アルカリ性に保たれています。 しかし血液中のNaが不足するとpHが低下し、食欲減退、倦怠感、精神不安定、眠気などの症状を呈します。
刺激の伝達
刺激の伝達は神経細胞を通して行われますが、それは神経細胞膜からの神経伝達物質の出入りや電気信号によって刺激が伝わって行きます。 電気信号の伝達には塩の成分であるナトリウムイオンが関係しています。
体内に含まれる塩分の量は?
ナトリウム(Na+)は体内におよそ60ミリ当量/kg(体重)存在しており、これを塩分に換算すると体重60kgの人で約200g程度となります。 そして、その50%強が血液などの細胞外液に、40%程度が骨に、残りが細胞内にあると言われています。